カブには東洋種と西洋種がある?
カブは「すずな」として春の七草にも入っているように、古くから日本人になじみのある野菜です。しかし実は日本原産ではなく、中央アジア、アフガニスタンが原産地という説と、南ヨーロッパも原産地ではないかという説があるそうです。
「日本には古く弥生時代に東洋種と西洋種の2種類が伝来したと言われています。
現在でも東洋種と西洋種とに分かれていて、東洋種は大きめで葉や茎にうぶ毛が生えていて、ややゴツゴツした感じが特徴、西洋種は小ぶりでツルツルしているのが特徴です。東洋種は肉質がしっかりしているので煮物などに、西洋種は水分が多く肉質がやわらかいものが多いので、浅漬けやサラダなどに向いています」(吉田さん)
「日本には古く弥生時代に東洋種と西洋種の2種類が伝来したと言われています。
現在でも東洋種と西洋種とに分かれていて、東洋種は大きめで葉や茎にうぶ毛が生えていて、ややゴツゴツした感じが特徴、西洋種は小ぶりでツルツルしているのが特徴です。東洋種は肉質がしっかりしているので煮物などに、西洋種は水分が多く肉質がやわらかいものが多いので、浅漬けやサラダなどに向いています」(吉田さん)
おいしいカブの見分け方
東洋種、西洋種に共通したおいしいカブを見分ける方法を教えてください。
「カブも他の野菜同様、鮮度が命です。鮮度の良いカブは、白い部分にツヤがあります。そして根の部分にかけてコロンと丸まっていて全体の形が丸いもの、表面にひび割れなどがなくなめらかで茶色い傷などがないきれいなもの、茎のつけ根が淡い緑色をしているものを選ぶようにしましょう。
また、葉や茎もおいしく食べられます。葉にハリとツヤがあり、みずみずしくパリッとしているもの、緑色が濃いものを見分けてください。鮮度の良いものは持ち上げても葉がしっかり立つので、これでも鮮度を見ることができます。
カブというと、大きく育ち過ぎているものは筋張っている場合があります。筋張っているのは皮の部分なので、皮を厚めにむけばあまり気にせず食べることができます」(吉田さん)
「カブも他の野菜同様、鮮度が命です。鮮度の良いカブは、白い部分にツヤがあります。そして根の部分にかけてコロンと丸まっていて全体の形が丸いもの、表面にひび割れなどがなくなめらかで茶色い傷などがないきれいなもの、茎のつけ根が淡い緑色をしているものを選ぶようにしましょう。
また、葉や茎もおいしく食べられます。葉にハリとツヤがあり、みずみずしくパリッとしているもの、緑色が濃いものを見分けてください。鮮度の良いものは持ち上げても葉がしっかり立つので、これでも鮮度を見ることができます。
カブというと、大きく育ち過ぎているものは筋張っている場合があります。筋張っているのは皮の部分なので、皮を厚めにむけばあまり気にせず食べることができます」(吉田さん)
カブの葉はホウレンソウよりビタミンCが豊富
カブは白い部分だけでなく葉や茎もおいしく食べられますが、カブの栄養を教えてください。
「カブの白い部分には大根同様、消化を助ける酵素のジアスターゼが含まれています。また、カリウムやビタミンC、食物繊維が豊富です。生で食べると消化酵素を効率的に摂取でき、胸やけや胃もたれの解消に良いと言われています。
また葉と茎の部分はβカロテンやビタミンC、カルシウムなどが豊富で、白い部分より栄養価が高く、緑黄色野菜に分類されています。
ビタミンCは、ホウレン草の2倍以上も含まれているので、捨てずに刻んで塩もみにしたり、煮びたしなどにして食べるようにしましょう。クセもなくシャキシャキとして、とてもおいしくいただけます」(吉田さん)
これから寒い時季にかけておいしいカブが出回ります。白い部分だけでなく葉や茎も余すことなくいただいて、カブの栄養を無駄なく摂りましょう。
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「カブの白い部分には大根同様、消化を助ける酵素のジアスターゼが含まれています。また、カリウムやビタミンC、食物繊維が豊富です。生で食べると消化酵素を効率的に摂取でき、胸やけや胃もたれの解消に良いと言われています。
また葉と茎の部分はβカロテンやビタミンC、カルシウムなどが豊富で、白い部分より栄養価が高く、緑黄色野菜に分類されています。
ビタミンCは、ホウレン草の2倍以上も含まれているので、捨てずに刻んで塩もみにしたり、煮びたしなどにして食べるようにしましょう。クセもなくシャキシャキとして、とてもおいしくいただけます」(吉田さん)
これから寒い時季にかけておいしいカブが出回ります。白い部分だけでなく葉や茎も余すことなくいただいて、カブの栄養を無駄なく摂りましょう。
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