低気圧の中心気圧は940hPa台まで低下
低気圧が猛烈に発達しながら大西洋北部を進み、勢力のピークとなった日本時間24日(日)の朝には中心気圧が942hPaまで低下しました。ヨーロッパでは嵐をもたらす低気圧に命名を行っていて、この低気圧はBertと呼ばれています。
日本時間の25日(月)になり勢力はやや弱まっているもののイギリス北部に近づき、南欧の高気圧との間の気圧差が大きくなっています。ヨーロッパの広い範囲で風が強まっている状況です。低気圧に近いイギリスでは30m/s超の暴風を観測。そのほか北海沿岸を中心に20〜30m/sの強風が吹き荒れています。
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日本時間の25日(月)になり勢力はやや弱まっているもののイギリス北部に近づき、南欧の高気圧との間の気圧差が大きくなっています。ヨーロッパの広い範囲で風が強まっている状況です。低気圧に近いイギリスでは30m/s超の暴風を観測。そのほか北海沿岸を中心に20〜30m/sの強風が吹き荒れています。
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26日(火)にかけて荒天が続く
低気圧の動きが遅いこともあり、イギリスや北海沿岸を中心に風の強まりやすい状況は日本時間の26日(火)午前にかけて続く見込みです。瞬間的には20〜30m/sの強い風が吹き荒れる見通しで、イギリスやオランダ、ドイツなどには風に関する注意報や警報が発表されています。
また、低気圧から伸びる寒冷前線の活動が活発で、前線が通過するタイミングでは局地的に雷を伴った強い雨が降るとみられます。低気圧に向かって暖かな南寄りの風が吹き込んでいるため雨のエリアがほとんどですが、北欧では一部で強い雪の所がある予想です。
26日(火)午後になると低気圧が弱まり、各地の嵐は収まっていく見通しです。
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また、低気圧から伸びる寒冷前線の活動が活発で、前線が通過するタイミングでは局地的に雷を伴った強い雨が降るとみられます。低気圧に向かって暖かな南寄りの風が吹き込んでいるため雨のエリアがほとんどですが、北欧では一部で強い雪の所がある予想です。
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